1967 – T
1967 - T
The Liberal Store by CRAMPのオリジナルブランド
BUZ FRICKのPRINT – T シャツです。
不定期にリリースするプリントT シャツですが
毎回、僕自身が着たいT−シャツをコンセプトにテーマを決め
時間をかけデザインさせていただいています。
大体のテーマは映画や音楽、アメリカンサブカルチャーを元に表現しています。
僕個人としてプリントTシャツを着ることで大切にしていると
それは、着ているTシャツは “自己表現 ” であるということ
なので英語で書かれていることもちゃんと意味を理解して着て欲しいということです。
一番わかりやすい例で言うと聴いたことのないバンドのロックTを着るとか
ファンでもないのに知らないスポーツチームのT−シャツを着るとかなどなど
僕は毎年アメリカに行くと着ているT−シャツのお陰で知り合いができ
コミュニケーションツールの一つになっているぐらいの大切な自己表現アイテムだと思っています。
なので着るT−シャツはこれが好きという自己表現が大事ですが
100歩下がってこのデザインが良くて着ているのであっても
その意味は理解して欲しいと思います。(デザインもすごく大事ですからね)
T−シャツ1枚で面倒くさいこと言っているのはわかります。
でも作る側の人間として意味を理解して欲しいという思いわかって下さい。
この “ACIDTOWN BEATCITY 1967″は1967年のサンフランシスコが
ビートニクからヒッピーカルチャーに変わった時代をテーマにしたART WORKになっています。
フロントの絵は僕が愛してやまない変態アメリカンコミックの巨匠 “R.CRUMB氏”が
60年代にサンフランシスコの街並みをスケッチしたモノを使用しています。
R.CRUMBもサンフランシスコ出身のアーティストで
勿論彼もこの時代のサンフランシスコを生き楽しんだアーティストであります。
バックプリントの “TURN ON / TUNE IN / DROP OUT”は
Timothy Leary(ティモシー・リアリー)というアメリカの心理学者が1966年
サンフランシスコで開催された「Human Be-In」で宣言した言葉です。
Turn on:(スイッチをつけろ)はドラッグの効力で意識拡大を始めよ。
自分の神経を研ぎ澄まし、持ってうまれたものを磨け。異なる状況における自分の意識をを細かく観察し、何がそう考えさせるのか知ること。ドラッグの使用もこれを可能にするものに含まれる。
Tune in:波長を合わせろ)は、その拡大された意識を解放・表現せよ、つまりライフスタイルを変えよ。
自分のいる世界に調和すること。自己の感情を外在化し、具体化する、新しく心(内面)に現れた考え方を表現しなさい。
Drop out:内面の変革の帰結として社会に背をむけよ。
自立する、自己の個性を発見し、動性、選択、変化に専心しなさい。
簡単に言うと1960年代のアメリカはベトナム戦争や肌の色の差別などで争いごともあり
ドラッグなどを使用する事で”LOVE & PEACE”というメッセージを掲げ
ドラッグ使用を強く正当化しようとした時代でした。
この言葉はリアリー自身がドラッグを使用する事で誰にでもある自身の持つ未知なるパワーに
気づき、表現して欲しいというメッセージを持っています。
当時の事が書かれたたくさんの文書ではサンフランシスコはメチャクチャな時代なのがよくわかります。
勿論昔も今も、ドラッグは絶対にいけない事なので
このART WORKは決してドラッグ使用をテーマにしていませんのでその辺はご理解ください。
僕自身が1990〜1992年にバークレイに住みサンフランシスコが大好きでたまらない事から
僕なりにサンフランシスコのカウンターカルチャーをテーマに表現したT-SHIRTSです。
このTシャツの色は白ベースのT−シャツを色褪せた黒Tーシャツの様に敢えて雰囲気を出すため
この色に後染めしたモノです。
厚手のコットンですが肌さわりがよく
コットン素材特有のガサっとした質感がないので気持ちよく着て頂けます。
そのため、洗濯された際これ以上の縮みはございません。
このプリントはシリコンラバープリントを仕様しています。
SIZE | SMALL | 着丈 : 63cm | 身幅 : 97 |
MEDIUM | 着竹: 65cm | 身幅 : 100cm |
COTTON 100%
MADE in JAPAN